八王子市で開催の吉原朝馬”介護落語”が読売新聞に掲載されました。

291112読売新聞

2017年11月12日の読売新聞より

「百の家族に百の介護」 吉原朝馬さん創作落語 「介護の日」の11月11日、落語家吉原朝馬さん(68)-写真-が八王子市東町の生涯学習センターで、 介護をテーマにした創作落語か「あちゃんが倒れた!」を演じ、満員の客席から大きな拍手を浴びた。 朝馬さんは古典落語で活躍する一方、小金井市を中心に福祉ボランティア活動にも積極的に参加している。 昨年、知人(NPO法人UPTREE代表阿久津)から介護の実体験を聞いた。 老父母が同時期に倒れた後の遠距離介護の辛さ、家族間のあつれき、切ない別れ、今も続く後悔の念などに心を動された。 「多くの人がいつかは経験すること。落語の形で語り伝えたい」 とこの話を基に、今年2月、30分ほどの新作落語を(NPO法人UPTREE代表阿久津と)完成させた。 高座での熱演後、吉原朝馬さんは最後に「百の家族に百の介護の形がある(介護する側も受ける側も)互いに初心者。満点の介護なんてありません」 と語りかけ、客席の涙を誘っていた。
厚生労働省は「11月11日(いいひ)」にかけて、この日を「介護の日」としている。