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広重の浮世絵にもなっている「小金井の桜」を鑑賞したら、江戸東京たてもの園で江戸の桜と風俗展へどうぞ。



「江戸近郊八景 小金井橋夕照」歌川広重/画 1835~38年(天保6~9)東京都江戸東京博物館蔵

都立小金井公園内の江戸東京たてもの園(小金井市桜町3)で現在、特別展「小金井の桜 春の江戸東京名所めぐり」が開催されている。

「小金井堤は玉川上水を挟み、かつては桜の木が連なる名所だった。江戸時代中期に移植され、小金井橋の上下が最も美しい景色とされた。本展では『小金井の桜』を中心に、江戸東京の桜の名所と桜にまつわる風俗を、館蔵資料を通して紹介する」と同館担当者。同展では錦絵や工芸品、絵はがき等の資料100点を、期間中入れ替えながら紹介する。

展示は、「第1章 桜の江戸名所」「第2章 桜を楽しむ」で構成。第1章では、1827年に発行された「江戸名所花暦」の中で第一の名所とうたわれた上野や隅田川のほか、飛鳥山など江戸府内各地の桜の名所と江戸近郊の小金井の桜を、絵画資料を中心に紹介する。第2章では、花見の宴を楽しむ人々の様子と、桜をデザインした暮らしの道具を紹介する。

4月23日14時30分からは担当学芸員による見どころ解説を行う。

同館担当者は「桜の季節に合わせて開催する本展をご覧いただき、うららかな春の気分を楽しむとともに、小金井の桜に一層の思いを寄せていただければ」と来場を呼び掛ける。

開園時間は9時30分~17時30分(入園は17時まで)。期間中の休園日は4月11日・18日・25日。入場料は一般400円、大学生320円、中高生200円など。5月8日まで。

 

江戸東京たてもの園

http://tatemonoen.jp/special/index.html

 

このように小金井は江戸時代より桜の名所として有名だ。約300年前に玉川上水に沿って植えられた2000本の山桜は「小金井桜」と呼ばれ、“その美しさ関東随一”の呼び声高く、浮世絵師、歌川広重や葛飾北斎が錦絵にも描かれている。

トップの画像は歌川広重『江戸近郊八景 小金井橋夕照』下は同じく歌川広重の『藤三十六景武蔵小金井』

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また、小金井公園より南下したところには「名勝 小金井桜」がある。上の浮世絵に描かれた場所だ。目黒川の桜の初代は昭和16年ということだが、コチラ小金井の桜の起源は元文2年(1737年)江戸幕府の新田開発の一環として玉川上水の両岸に植樹されたヤマザクラの並木だ。奈良県の吉野山と茨城県桜川から取り寄せたとされる由緒ある桜らしい。

 

そんな歴史的文化遺産である小金井桜のヤマザクラ並木を次代に継承し、「小金井桜の並木復活」を目的に平成19年に発足した団体「名勝 小金井桜の会」がある。 年間を通して様々な活動をしているので詳しくはHPを見ていただきたい。

 

小金井橋の花見も小金井公園の桜も展示会も徒歩で行ける範囲なので、是非お立ち寄りお立ち寄り〜。